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土木設計の求人はどんな?求人例や未経験で職につく方法を紹介

建設・不動産 転職成功ノウハウ

2023.12.15

土木設計の求人はどんな?

土木工事に関するプランを考え工事監理を行う土木設計は、道路やトンネル、ダムや橋などのインフラ整備を担い、私たちの生活を支えてくれる縁の下の力持ちです。今回は、そんな頼りになる存在である土木設計の特徴や求人例、未経験で職につく方法を紹介します。

土木設計の求人の特徴

求人・求人誌

この章では、土木設計の特徴を紹介します。

様々な雇用形態がある

土木設計の求人の特徴の一つに、様々な雇用形態で募集がされていることが挙げられます。正社員や契約社員、アルバイトやパートの募集もあるでしょう。正社員は企業に所属し、毎月安定した給与を貰えるという募集が大半を占めます。会社によっては、年に何回かボーナスが支給されることも多いでしょう。近年では大規模な都市開発やインフラ改修の需要が高まっているため、責任のある仕事を任されたり、重要なポジションに就いたりとキャリアアップのチャンスが広がります。

契約社員は一定の期間のみの契約となり、期限が過ぎると仕事は終了となります。雇用期間は会社によってマチマチで、1年以上のところもあれば半年で契約更新の場合もあるでしょう。雇用される期間は求人に記載されており、契約期間終了後に契約更新は可能なのかも書いてあるので、必ず確認しておきましょう。

他にはアルバイトやパートの求人もあり、限られた時間しか働くことが出来ない人に向けて募集していることも珍しくありません。アルバイトやパートの場合は週に数回、短時間の募集が一般的です。

比較的高い給与

また、土木設計の求人の特徴の一つには、比較的高い給与が挙げられます。土木設計の平均年収は550万円から800万円ほどで、他の職種よりも高めに設定されているのです。普通のサラリーマンの平均年収は420万円ほどなので、土木設計が高い年収で募集をかけているいうことが分かります。

土木設計の仕事は、近年海外からも大きな需要があり、海外出張をする機会がある求人も多くなっています。海外インフラ整備に関わると海外手当てなどが支給され、1000万円以上の年収になる場合もあるでしょう。海外手当てが支給されるかどうかも、求人に記載されているので確認してみましょう。

土木設計の求人例

土木設計の求人では給与や待遇が優れたものが比較的多く、ミスマッチの無いようにしっかり条件を確認しておけば理想的な環境で働けるようになっているでしょう。ここではいくつかの例を挙げて、紹介していきます。

東証プライム市場上場企業のグループ企業

  • 職種:土木設計
  • 雇用形態:正社員 未経験OK
  • 残業:月30時間程度
  • 賞与:6ヶ月
  • 年間休日:140日以上
  • 仕事内容:国土交通省や地方自治体が発注する道路や橋梁、構造物の調査など
  • 給与:月給30万円~40万円、能力・経験によって変動

グループ会社を持つ大きな企業のため正社員での雇用、賞与の支給などしっかりしています。年間の休日も多めで、しっかりと休める仕組みが採用されているのが魅力です。年収は未経験で540万円、経験や能力があると900万円に達します。

首都圏の地域に密着した土木設計会社

  • 職種:総合職(設計/測量)
  • 雇用形態:正社員、未経験OK
  • 残業:月10時間程度
  • 賞与:6ヶ月
  • 年間休日:120日以上 完全週休2
  • 仕事内容:設計、測量
  • 給与:経験者は35万円~50万円、未経験者は20万円~30万円

その人の能力に合わせて任せる仕事を考えてくれる内容となっています。完全週休2日制で、しっかりと休みが確保されていることもメリットです。経験者はもちろんのこと、未経験者でも比較的高めの給与が貰える求人になります。

都市開発設計関係の会社

  • 職種:土木設計
  • 雇用形態:正社員、未経験OK
  • 年間休日:120日以上 完全週休2
  • 仕事内容:各地域の上下水道や道路、橋梁や河川などの計画や整備、修繕に向けた設計業務
  • 給与:月給20万円~37万円

地域のインフラ整備を多く請け負っている会社の求人の一例です。案件のほとんどが国や地方自治体からの依頼であるため、仕事が絶えず安定感があります。街を自分たちの力で変えられるという貴重な経験も得られるでしょう。

土木設計の求人を攻略するコツ

土木設計の求人に応募するにあたって、効率よく進められるコツを紹介します。

事前準備を怠らない

土木設計の求人を攻略するときに必ずやっておきたいのは、事前準備です。事前準備ではまず自己分析をしっかりして、転職の目的を明確にしておきましょう。また、応募する企業に対してアピール出来るようなスキルや、これまでの経験などの棚おろしをします。

事前に準備しておくことで自分の強みがハッキリと分かり、面接時に何をアピールすれば良いのか明確になるでしょう。これをしておくことによって履歴書や職務経歴書、自己PRなどもスムーズに書けるようになるのでおすすめです。

求人は積極的に応募する

気になる求人があれば、積極的に応募するのも攻略時のポイントです。気に入った求人があったら迷わず応募して、チャンスを逃さないようにしましょう。

人気のある会社の求人は応募が殺到し、良い人材が見つかればすぐに募集は締め切られてしまいます。後で応募しておけば良かったと後悔しないためにも、迷ったらすぐに応募してしまいましょう。未経験者であるなら未経験OKの記載があるかチェックして、初心者も歓迎してくれる求人に応募するとよいでしょう。

できるだけ多くの求人を探す

また、出来るだけ多くの求人を探すことも大事です。沢山の求人を探すことで、より自分に合った会社が見つかり、やりがいのある仕事に出会えるでしょう。選択肢の幅も自然と広がり、本当にやりたかった仕事が出来るチャンスにも恵まれるかもしれません。

多くの求人を探すときにはいくつかの求人サイトや転職エージェントに相談するなどして、どのような求人が出ているのかチェックしましょう。サイトによって掲載している求人が違うので、沢山の求人に出会うためにも小まめに複数のサイトを覗くことが重要です。調べた求人を見比べて、より自分の理想に近い求人に応募しましょう。

未経験で土木設計の職に就く方法

設計・作図

この章では、未経験でも土木設計の仕事に就くための方法を紹介します。

資格を取得する

未経験で土木設計の職に就くためには、資格を持っておくことが大切です。必ずしも資格を持っていないと採用されないという訳ではありませんが、取得していればある程度の知識や技術があると判断されて採用されやすくなることもあります。独学で取得するのは難しい資格であれば、専用のスクールなどに通って取得を目指しましょう。

土木設計の転職に便利な資格は?

未経験で土木設計の職に就きたい人が持っておくと便利な資格には、「土木施工管理技士」や「測量士」、「建築士」や「電気工事士」などがあります。

そのうち、「土木施工管理技士」は土木設計の現場で主任技術者、または監理技術者になるのに必須な資格の一つです。土木施工管理技士は、施工計画の作成や工程管理、品質管理や予算管理、安全管理といった業務や、役所への申請手続きなども行います。必要に応じて、周辺に住んている人やお店に工事を行う上で発生する騒音などの丁寧な説明もしていきます。土木施工管理技士がいると作業をスムーズに行うことができるため、現場で重宝されるのです。

また、「測量士」は、国や地方公共団体が行う公共測量の際に必要となる資格です。国家資格としても有名で、取得していれば未経験でも就職に有利になるでしょう。

「建築士」は一級建築士と二級建築士、木造建築士の3つの種類が存在します。建物の設計や施工だけでなく、工事監理の業務を担うので業界内でも重要視されるものです。未経験でも土木設計に関わる専門的な知識があると判断され、採用される確率もアップするでしょう。

「電気工事士」には第一種と第二種があり、第一種では最大電力500kw未満の施設の工事に携われるようになります。第二種なら、一般住宅や小規模なお店の電気工事が出来るようになるのが特徴です。国家資格なので、これも就職の際に有利に働くでしょう。

未経験から経験者まで幅広く募集している土木設計の求人

土木設計の求人の募集要項には経験者はもちろんのこと、未経験OKの記載も多く見受けられます。経験があってもなくても採用してくれる企業が比較的多い業界なので、未経験だからといって諦める必要はありません。しかし、土木設計未経験と業界未経験では話が大きく変わってきます。業界未経験であれば施工管理や測量など、比較的始めやすい仕事からスタートして資格を取得してから挑戦するのがいいでしょう。

未経験で転職活動に不安がある場合は、転職エージェントに無料相談できるので気軽に利用してみるのもおすすめです。

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