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不動産仕入れの求人の特徴は?転職のコツも詳しく解説

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2024.01.22

不動産仕入れの求人の特徴は?

不動産業界での仕事は様々あり、その中でも根幹を担っている役割が不動産仕入れです。需要が高まっている不動産業界で活躍するために、不動産仕入れを目指している人も少なくないでしょう。今回は、不動産仕入れとはどんな仕事なのか、求人の特徴や転職のコツを詳しく解説します。

不動産仕入れとはどのような仕事?

提案・説明・打合せ

「不動産仕入れ」というのは、マンションやビルなどを建てるための土地や建物を仕入れる仕事です。不動産開発などを行う際には、土地が必要になります。そのための土地を買い取り、マンションやビルなどの商品となる物件を建て、高く売って利益を上げるというのが不動産仕入れ(不動産開発)の仕組みです。

他に中古マンションや中古戸建てを仕入れリフォームなどの施し付加価値をつけて再販売を行う、買取再販も不動産仕入れのセクションの一つです。

不動産仕入れの求人の特徴は?

不動産仕入れの仕事に興味があり、求人を探している人もいるでしょう。この章では、不動産仕入れの求人にはどういった特徴があるのか、詳しく解説していきます。

週休二日制の求人が多い

まず、不動産仕入れの求人の特徴の1つとして挙げられるのが、「週休二日制」の求人が多く見つかるということです。企業を相手に不動産仕入れを行うことも多いため、基本的には土日が休みになります。

休日が不規則な仕事は避けたい、プライベートを充実させるために安定して休める仕事を探している、という人に向いている求人が多いでしょう。不動産契約は交渉期間が長くなる場合もあります。他の業種と同様に時期によっては忙しくなるケースもあるかもしれませんが、自身でスケジュール調整ができるため経験者は残業時間が少なめです。

未経験歓迎の求人が多い

不動産仕入れの求人は、営業が主な仕事内容になっていることが多いので、学歴や資格の有無は不問という求人も見つかります。若ければ将来性を見込んで、営業経験がなくても積極的に受け入れてくれる企業も多いでしょう。未経験者でも採用されるチャンスがあるという点は、不動産仕入れの求人の大きな魅力です。

インセンティブ制の給与形態が多い

不動産仕入れの求人は、基本的に給与形態がインセンティブ制になっています。「インセンティブ制」とは成果によって報酬がアップする給与形態であり、成果を上げれば上げるほど年収も高くなっていきます。

つまり、経験や性別などは関係なく、実力さえあれば大きく稼げる可能性がある制度と言えます。自分の頑張りが報酬に反映されるような、やりがいを感じられる仕事を探している人にとっては、魅力的な求人が多く見つかるでしょう。

不動産仕入れの求人にはどのようなものがある?

不動産仕入れの仕事といっても、求人によって内容は変わってきます。では、実際にどのような求人が出されているのか、仕事内容や給与などを詳しく見ていきましょう。

マンションの用地仕入れや企画・開発の求人

不動産開発を行っている企業では、用地仕入れや企画・開発などの求人が多く掲載されています。自社で開発するマンションやビルの土地を探し、安く購入するために営業を行うのが主な仕事になります。

ポイントは、未経験歓迎の求人が多いということです。営業スキルは必要であるものの、即戦力だけではなく、不動産仕入れの経験がない人も受け入れている求人が見つかりやすい傾向があります。

年収については基本、インセンティブ制であるため、経験の有無や入社年数によって変わってきます。相場としては、未経験入社5年目で年収1000万円程度、未経験入社2年目で630万円程度です。

マンション買取営業の求人

マンションの買取営業を行う求人は、未経験者歓迎のものが特に多くなっています。仕事内容の例を挙げると、購入した中古物件をリノベーションにより新しく生まれ変わらせる、というような非常に達成感がある仕事です。

年収に関しては、入社2年目で年収600万円程度、入社3年目で年収1000万円程度が目安でしょう。週休二日制、年休120日以上といった条件の良い求人も多いので、仕事だけではなくプライベートも充実させたいという人に向いています。

不動産仕入れの求人を攻略するコツ

不動産仕入れの求人は好条件のものが多いということで、比較的競争率は高めです。では、内定を貰うためにはどのようなことに気をつければよいのでしょうか。ここからは、不動産仕入れの求人を攻略するコツについて解説します。

アピールできる資格を取得しておく

資格がなくても不動産仕入れの仕事をすること自体はできますが、キャリアアップに役立つ資格は数多くあります。関連した資格を取得することで、選考でも大きなアピールポイントになるので、資格取得を目指してみるとよいでしょう。

中でも不動産仕入れに役立つ資格として人気なのが、「宅地建物取引士」です。宅地建物取引士とは国家資格の1つで、契約書や重要事項説明書面などの記名押印をする際に必要な資格です。また、国家資格を取得していると取引相手から信頼を得やすくなるので、持っておいて損はないでしょう。

さらに、不動産仕入れを行う際は、お金に関わる様々な手続きやアドバイスを行うことになるため、「ファイナンシャルプランナー」の資格を取っておくこともおすすめします。保険や税金など、お金に関する幅広いジャンルの知識を持っているのがファイナンシャルプランナーであり、仕事の幅も広がります。不動産仕入れだけではなく、それに関わる他の業務に対応できる人材は重宝される可能性が高いでしょう。

専門的な資格ではありませんが、「普通自動車免許」も持っておくとよいでしょう。不動産仕入れをする際には、現地調査や情報収集などを行わなければなりません。移動する時に車がないと不便なことも多いので、求人の中には普通自動車免許を持っていることを条件にしているものがあります。採用率を上げる有効な資格の1つといえるでしょう。

営業経験を積んでおく

不動産仕入れの仕事をする際には、営業スキルが必要になります。不動産業界だけではなく、他業種であっても営業経験があれば十分なアピールポイントになり得るでしょう。営業の仕事をしていた経験があり、良い成績を残した実績がある人は、面接などで積極的にアピールすると良いでしょう。実績があると印象が良くなりますし、即戦力として採用される可能性も高まります。

人脈を広げておく

人脈を広げておくことも、不動産仕入れの求人攻略のコツの1つです。土地や建物の処理に困っている人などの情報を探すことが、不動産仕入れの重要な仕事になります。その際に欠かせないのが人脈です。人脈がなければ、なかなか物件の情報を見つけることができず、成果を上げることが難しくなるでしょう。不動産仕入れの仕事をしようと考えるのであれば、事前に色々な人と交流し、人脈を広げておくと有利になります。

情報を仕入れる癖をつけておく

不動産仕入れの仕事に、情報収集は必須です。登記などの情報を確認して、物件を売りに出そうとしているオーナーはいないか、相続されたばかりの購入しやすい土地はないかなど、常にチェックしておく必要があるでしょう。

また、常日頃から新しい情報を仕入れる癖をつけておけば、仕事にも役立てることができるかもしれません。面接などでも、しっかり新しい情報にアンテナを張っているかチェックされることがあるので、情報収集能力を高めておくことは大切です。

不動産仕入れの求人は未経験でもコツを掴めば仕事が見つかる

不動産仕入れは、年収が高いもの、休日が多いものなど、魅力的な求人が多く見つかります。「未経験歓迎」の求人も多くあるため、誰にでもチャンスがある仕事といえるでしょう。

ただし、転職時に有利な「宅地建物取引士」などの資格を取得しておく、営業スキルを磨いておくなど、いくつか攻略のコツもあります。それらをしっかり理解した上で、自分に合った求人を探してみましょう。

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